秋田連続児童殺害事件公判
■ 初公判 (2007年9月12日)
- (1)「一緒に遊んでいれば、彩香ちゃんは死ななかった」と豪憲君
- (2)「死刑にしてもらいたい」と豪憲君の遺族
- (3)「その命をもって罪を償うべきだ」と元夫
- (4)「なぜ相談してくれなかったの」母の言葉に涙
■ 第2回公判 (2007年9月21日)
- (1)「彩香ちゃんより男の方が…」住民証言
- (2)「団地内は、極刑を望んでいる」
- (3)「最初の電話と話が変わった」彩香ちゃんの担任
- (4)「怒鳴る声、しつけとは思えなかった」
- (5)「本人を目の前にしては言えない」住民証言
- (6)「だらしのない女と思った」
- (7)「彩香ちゃんの体、洗っていない臭いした」
■ 第3回公判 (2007年10月1日)
- (1)鈴香被告の元交際相手が出廷
- (2)元カレ「彩香いても声大きく」
- (3)「機嫌悪くなるスイッチ、突然に」と元カレ述懐
- (4)「自殺未遂、朝までなだめた」…元カレ目で追う鈴香被告
- (5)「母さん、やってくれないから」女性住民が彩香ちゃんの声を再現
- (6)元夫が登場「鈴香は警察にウソ通報も」
- (7)元夫に「あなた、好きだったんですよね?」
- (8)いきなり無言でビンタ
- (9)娘が行方不明になっても淡々と…
- (10)「変な母さん」と思った
■ 第4回公判 (2007年10月17日)
■ 第5回公判 (2007年10月29日)【被告人質問】
- (1)学校でのいじめ体験切々と…あだ名は「心霊写真」
- (2)「関心引こうと万引きしてプレゼント」
- (3)仕事を始め、初めて楽しい生活…前夫は能代の浜で“逆ナンパ”
- (4)「掃除は苦手」「パチンコでは借金」
- (5)「無線機で夫の浮気をチェックした」
- (6)前夫は「彩香は自分の子でない」と思っていた
- (7)「汗かきの彩香に触るのは苦手だった」
- (8)「怒りスイッチ」にカレシ困惑
- (9)「しっ」と彩香ちゃん追いやる
- (10)借金は370万、利息しか払えず
- (11)彩香ちゃんの朝ごはん、買い置きパンやおにぎり
- (12)自殺図るも死にきれず
- (13)交通事故のニュース知り、「この中に彩香がいれば…」
- (14)イライラし、彩香ちゃんを平手打ち
- (15)「抱きしめてあげられなかった」
- (16)彩香ちゃん「海の神様いるの?」 そして転落した橋へ…
- (17)「ここさ登って背を押しつけてやればどうなるべ」
- (18)抱きつこうとした彩香ちゃんを「手で払った」
- (19)「まだ戻らない」「店で買い物しているかも」
- (20)「声をかけたら起きあがってきそう」彩香ちゃんの遺体を前に
- (21)県警のお粗末な対応を赤裸々に
- (22)「火葬場の玄関口でたばこ吸った」
- (23)要求かなわず「警察署の壁けった」
■ 第6回公判 (2007年10月31日)【被告人質問】
- (1)衝撃の新事実「子供を車で連れ去り、置き去りにすれば…」
- (2)運動会「彩香いないのにこの子たちは−」弁当、涙でしょっぱかった
- (3)豪憲君…憎たらしい、うらやましい、ねたましい−張り裂けそうに
- (4)「軍手」目に殺害決意「豪憲君生き返ったら…」
- (5)任意同行…遺棄だけは認めたけれど「極刑望む」
- (6)何度も自殺図った「たばことボディソープ飲んだ」
- (7)「『バカヤロー!』と検事に怒鳴られた」
- (8)「女優気取りか」「イタコに話を聞いた」刑事追及に…
- (9)混乱…「地図を見ろ」「写真を見ろ」「やめて」
- (10)「殺害調書」の内容訂正できず ペンで自らの手突き刺す
- (11)「そうかなと思って…」調書に署名
- (12)調書の内容「刑事の考え」 調べの状況続く
- (13)「腰痛で床にはいつくばり…。『サインしろ』と刑事」
- (14)「検察調べで『殺意』認めたワケは…」
- (15)「最初から調書できてた」「ガードレールの模型で倒れそうに」
- (16)実況見分「実際の動作ではない」
- (17)彩香ちゃん殺害時…「川の音だけ覚えている」
- (18)検事登場…言葉飲み込み、固まる鈴香被告
- (19)他人の名を挙げ「犯人だ」
- (20)「自供経緯」「取り調べ実態」−検察、矢のごとくの“反攻”
- (21)ついに逆ギレ「検事さんみたく賢くない」にらみつけ
- (22)横溝正史の「幽霊座」にサンキュー
■ 第7回公判 (2007年11月2日)【被告人質問】
- (1)「都合悪いことは抜いているじゃないか!」突っ込む検察官
- (2)鈴香被告と弟の名をとり、父は会社の名前をつけていた
- (3)援助交際あった「お金もらって性行為」
- (4)本当にたばこを食べたのか?「パンツの中に入れて持ち込んだ」
- (5)熱くなる法廷、「鏡」にがぜん興味示す裁判長
- (6)「『極刑望む』は言葉だけでは?」「違います!」
- (7)「彩香は邪魔」刑事に言わされた
- (8)「決めつけないで」 検事の質問を嘲笑
- (9)「欄干に乗せて背中を押したらどうなる?」「彩香は落ちる」
- (10)「黴菌って言わないで」「検査したんですか」と検察官に逆襲
- (11)彩香ちゃん、吹雪に家を追い出され…弁護側は「誤導だ!」
- (12)コスプレに使ったチャイナ服に染み
- (13)「私はダメ人間」…裁判長は“叱責”
- (14)被告「虐待は隣の家」検事は「ほう」と小馬鹿に
- (15)なぜ観なかった「ちびまる子」被告はイライライラ…
- (16)「なぜ大沢橋へ?」検察VS鈴香被告、緊迫のやりとり
- (17)「このワラシ、橋の上さ乗っけて押してやれば、どうなるべ」
- (18)法廷の被告“異変”裁判長「あなた、泣いているんですか?」
- (19)無反応の被告、検事思わず“実演”、たしなめられる
- (20)「彩香、『落ちた』というより『消えた』…」
- (21)「記憶飛んだ…『彩香どこ』探し回った」
- (22)逮捕時と食い違う「鈴香供述」
- (23)「思い出したら壊れてしまう」「あやめたことに思い当たる節」/a>
- (24)捜査段階「彩香殺したこと覚えていたが、だんだん忘れた」?
- (25)2人殺害後も「マンガ」は買い続けた
- (26)「子供誘拐の欲求」いつ生まれた?激しい応酬
- (27)意味不明…なぜ殺害場所「彩香の部屋」とウソ供述?
- (28)「たまたま」「警察に動いてもらいたいから」…検察官「ウソつけ!」
- (29)「豪憲君不明」をマスコミにメールしていた
- (30)「侮辱だ!」火花散らす弁護士と検事 幕引きは次回に持ち越し
■ 第8回公判 (2007年11月12日)【被告人質問・警察官証言】
- (1)「今日は検事さん来ないの? 寂しい」
- (2)「理由はそれだけ?」裁判長
- (3)検事のネクタイ毎日同じ「笑いこらえた」
- (4)ノートの内容「言わなくちゃいけないの?」
- (5)供述“迷走” 「彩香の最後の言葉『お母さん…』は推測」
- (6)「子供がいなければもっと自由になる」
- (7)鈴香被告は検察官を怖がっていた?信頼していた?矛盾する言動
- (8)「鑑定医、どうせワイドショー見て…信用できない」
- (9)「援助なしなら不倫。奥さんに言うぞ」
- (10)留置管理の署員には「茶化したり笑いを取ったり」
- (11)豪憲君殺害…自責の念に駆られリストカット
- (12)裁判官質問始まる 鈴香被告はのらりくらり
- (13)「私は遺族、被害者」…妄想、思い込み
- (14)取り調べの婦警「印象悪い」被告人質問終わる
- (15)鈴香被告の“すべて”見た女性警察官、証言台へ
- (16)「犯人として元交際相手の名を挙げた」女性警察官証言
- (17)遺体写真を執拗に見たがった鈴香被告
- (18)弁護士と接触直後に変化 翌日に
- (19)女性警察官は鈴香被告の背中をさすり、手を握った
- (20)「遺体の写真、見たーい」とねだった鈴香被告
■ 第9回公判 (2007年11月22日)【捜査員・検事証言】
- (1)「暴言ない」捜査員登場、鈴香被告の言い分を全面否定
- (2)「一部ウソだと思った」「被告は1回では認めない」捜査員証言
- (3)「精神的に追いやられていたと書いて」捜査員証言
- (4)「いじけてごめんなさい」捜査員証言
- (5)「取り調べメモは退官したので処分した」捜査員証言
- (6)「何で『成仏』?」「正直に話してほしいと…」捜査員証言
- (7)「容疑者は体を震わせ誰かに頼る」捜査員証言
- (8)「誘導じゃないか」「とんでもない!」捜査員証言
- (9)「夜に子供を欄干に乗せるのは不可解」捜査員証言
- (10)検事が法廷に…「震えながら黙ってしまった」
- (11)「ごめんなさい…」遺体の写真、指でなぞった
- (12)「向き合えるかもしれない…」 彩香ちゃんの殺意認めた
- (13)なぜか証人の検事に丁寧な弁護人 本筋になかなか入らず
- (14)「約束」「遺体写真」めぐり検事VS弁護側ヒートアップ
- (15)弁護側「誘導だ」「そうですね」と検事投げやりに
- (16)人形使って状況再現「誘導して思い出させようと…」
- (17)裁判長は疑問を口に… 9時間半に及ぶロングラン尋問終了
■ 第10回公判 (2007年12月3日)【被告の母・弟証言】
- (1)証拠採用で検察側有利に 母親は証言台へ
- (2)少女期に父親の激しいDV その理由は…
- (3)子育てに自負 「報道は違う」
- (4)「子供を捨てたくせに…」被告の元夫に怒り
- (5)彩香ちゃん「大事な大事な娘だった…」
- (6)生まれたばかりの長男死亡…号泣し振り返る
- (7)極刑望む娘に「腹立たしい!死んでしまえば楽」
- (8)暴力、事件、離婚…検事と激しい応酬
- (9)「真っ黒な卵焼きが大好き」彩香ちゃん
- (10)「今でも娘を信じている」豪憲君の遺族に謝罪なし
- (11)「鈴香が30年経って出てきたら…」
- (12)「バカなこと、したね」目前の娘に語りかけた母
- (13)「子供のころはケンカばかり」
- (14)「彩香ちゃん、邪険にしていない」姉をフォロー
- (15)車10台使い分け、姉の家へ
- (16)「私も母親も人殺しの家族」
- (17)逮捕後メール「オレたちは信用する」
- (18)「自殺未遂、ピンとこなかった」
- (19)事件後にマンガ買ったのは…検察「お姉さんかな?」
■ 第11回公判 (2007年12月12日)【豪憲君両親証言・被告人質問】
- (1)目もくれず…鈴香被告を“完ムシ”
- (2)変わり果てた姿…「妻と2人で遺体なでた」
- (3)アリバイ工作「馬鹿にして、せせら笑って…許せない」
- (4)鈴香被告の手紙「サル芝居の台本」
- (5)「いまも豪憲を利用している!」
- (6)驚愕「鈴香の日記」
- (7)鈴香日記「彩香に比べ罪悪感ない」
- (8)母親が証言台へ 被告とは「肌が合わない」
- (9)フラッシュバック「遺体、司法解剖、小さな棺」
- (10)母悲痛の怒り「息子を返せ!」
- (11)無神経「まだ2人子供いるのになぜ怒る」鈴香日記
- (12)「日記、勢いで書いた」
- (13)「わ、わたしはどうしたら…」
- (14)「私よりも私のこと知っている」鑑定医には“好意"
- (15)豪憲君両親への悪口書いた10月23日「被告人質問の準備で大変です」
- (16)「検事あわれな人」「裁判どうでもいい」日記に
- (17)いい加減な約束「月命日は手紙書く」
- (18)「子供がいなかったらということが…」
- (19)事件の核心つく女性裁判官 鈴香被告「橋にいたことも直後に忘れた」
- (20)こだわる授業参観「毎回行った!」豪憲君母の証言に反論
■ 第12回公判 (2007年12月21日)【鑑定人質問・被告人質問】
- (1)被告は「小心かつ愚鈍」
- (2)「母との精神的な『へその緒』切れていない」
- (3)鑑定人の見方は…「心中未遂?」
- (4)彩香ちゃんが被告に自己変革を要求した?
- (5)社会性欠如「計画性のない人」
- (6)被告の証言「公判前と比べ、ぶれてきた印象」
- (7)鑑定人ダメ出し「人生の大部分を反省しなきゃ」
- (8)「母の子殺しは『無理心中』が常識」持論を展開する鑑定人
- (9)検察官の追及に「詐病なかったとはいえない」
- (10)攻め込む検察側、笑う鑑定人
- (11)裁判長も一言「被告人を信用できる理由は何?」
- (12)冒頭陳述は動かぬ証拠? 鑑定人が“思い込み”
- (13)起訴前鑑定は検察寄り?「表現まずかった」バツ悪そうな鑑定人
- (14)彩香ちゃんへの“虐待”「怒りや攻撃性ない」
- (15)検事をあ然とさせた鑑定人の言葉は…
- (16)「人格障害に該当しない!」対峙する検察側
- (17)「そんなにすぐに忘れるの?」最後まで厳しい女性裁判官
- (18)「殺意の調書は認めるか?」「ないです」
- (19)彩香ちゃん殺害認定なら「控訴」 審理すべて終了
■ 第13回公判 (2007年12月25日)【論告求刑】
- (1)彩香ちゃんに「確定的殺意」検察側が論告
- (2)検察、鑑定は「全く信用できない」
- (3)自白の任意性に自信「迫真性にあふれている」
- (4)「冷酷非道で鬼畜」彩香ちゃん「母親が手をさしのべてくれると信じた」
- (5)「死刑に」ひときわ大きな声にも無表情
- (6)弁護側の最終弁論始まる「イタコはプレッシャー」
- (7)「落としてやろう」→「やろうかな」抗議で調書訂正
- (8)再現写真「臨場感ない」弁護側がバッサリ
- (9)「被告は検察に洗脳されていた」
- (10)弁護側「不自然」連発 検事はヒソヒソ…
- (11)近隣住民らは「世論に迎合」 ネグレクトは「決めつけ」
- (12)「不良だけど、だらしない程度」弁護側、必死の擁護
- (13)メールがはけ口「危うい精神状態ではない」
- (14)「被告の家族に処罰感情ない」弁護側
- (15)弁護側「池田小事件とは違う!」
- (16)被告が放った最後の言葉は…
■ 第14回公判 (2008年3月19日)【判決】
- (1)主文に法廷騒然「無期だ、無期!」
- (2)顔覆う豪憲くんの母 裁判長、殺意は認めるが…
- (3)「母親の行動として理解できない」彩香ちゃん突き落とし
- (4)供述への抵抗は「表現上の問題だった」
- (5)彩香ちゃんへの殺意は瞬間的
- (6)「卑劣かつ残虐、執拗かつ冷酷」鈴香被告を糾弾
- (7)ピンクのサンダルを脱ぎ、30秒間の土下座
◆ 検察側・弁護側双方控訴 ◆
■ 控訴審第1回公判 (2008年9月25日)
- (1)震えも止まり、あらためて過去語る
- (2)「殴られない方法…考えても分からなかった」
- (3)初告白!?「給食食べられないのは魚介アレルギー」
- (4)仮死状態で生まれた彩香ちゃん「夢中で育てた」
- (5)本当に接触障害? 触りたくなかったのは「服を着せるの面倒だから」
■ 控訴審第2回公判 (2008年10月16日)
- (1)「ゴミが膝の高さまで…」鈴香被告のズボラ、再び露呈
- (2)反発心抱いていた父親の“悪口”は雄弁に
- (3)「目の前がチカチカ…」覚えていたはずの彩香ちゃん転落の様子は「記憶なし」
- (4)豪憲君殺害は「部分、部分が画像としてあるだけ」犯行の記憶、より曖昧に
- (5)判決後の土下座「一番分かってもらえると思ったから」
- (6)検察官登場、テレビの取材ネタで鈴香被告の曖昧さ直撃
- (7)検察官の追及に再び連発「覚えてない」
- (8)豪憲君殺害動機「今は…あやふやです」供述後退させる鈴香被告
- (9)「1審と、今頭の中にあることは食い違う」理解しがたい鈴香被告
- (10)検察官の重い一言「時間は戻せない。だから裁判なんです」
■ 控訴審第3回公判 (2008年10月29日)
- (1)裁判長の苦言空振り「動機も行動も覚えていない」
- (2)「人の迷惑を顧みない人たち」マスコミ批判は雄弁に
- (3)「静かに暮らしたかった。それだけ」
- (4)「都合の悪いことだけ忘れたふり」憤る豪憲君の父
■ 控訴審第4回公判 (2008年12月17日)
■ 控訴審第5回公判 (2009年1月19日)
■ 控訴審第6回公判 (2009年1月30日)【論告求刑】
- (1)いよいよ結審、「死刑」を求める検察側の根拠は…
- (2)「まさに戦慄すべき残忍性」被告の人間性否定する検察側
- (3)「彩香ちゃんへのマイナス感情はストレートな性格ゆえ」弁護側反論
- (4)「自分なりに謝罪」「希望持たせれば更生の可能性も」…注目の判決は3月25日
■ 控訴審第7回公判 (2009年3月25日)【判決】
- (1)「検察官の言いなりの調書に応じたとは認められない」弁護側主張退ける
- (2)「彩香ちゃん事件は殺人、落下事故防止の配慮ない」
- (3)「葬式後、彩香ちゃんの叫び声が頭の中に…」
- (4)「殺害容疑をそらすため豪憲君事件に及んだ」
- (5)「殺害目的に向けて合理的な行動」
- (6)「無期判決、結論として誤っていない」
◆ その後 ◆