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(6)元夫が登場「鈴香は警察にウソ通報も」

この日3人目の証人となる、畠山鈴香被告の元夫が入廷した。

証人は殺害された彩香ちゃんの父親で、鈴香被告の激しい気性や家事の怠慢といったかつての結婚生活を赤裸々に証言した。

証人は平成6年6月に鈴香被告と結婚したが、彩香ちゃんが誕生してからほどなくして離婚している。

検察官「鈴香被告との結婚に不安はなかったのか?」

証人「鈴香と栃木で暮らしていたときに、家事をほとんどしなかったので不安はあった」

検察官「ではなぜ結婚に踏み切ったのか?」

証人「時間をおきたかったが、鈴香や鈴香の父親から『いつ入籍するのか』などといわれたので」

検察官「結婚してから家事はしていたのか?」

証人「相変わらずほとんどやらなかった。部屋の中は足の踏み場もないほど散らかり、台所の食器にはカビが生え、洗濯もしていなかった。料理を作ってもらった記憶はほとんどなく、2、3回ぐらい」

続いて、証人は鈴香被告の激しい気性について証言した。

検察官「あなたが家事などに不満をいうと、鈴香被告はどうしたか?」

証人「最初は『はい、はい』と聞き流す感じで、強めに言うと逆に怒り出し、蹴るなどしてきた」

検察官「鈴香被告はどういった性格か?」

証人「気性が激しく、性格もだらしなく、カッとなると手を出す感じ」

やがて、借家を汚くしていたため、大家に立ち退きを求められ、藤里町の団地に移り住むことになる。

それでも証人は彩香ちゃんの誕生をきっかけに、状況が改善することを期待していたという。

検察官「鈴香被告は彩香ちゃんの育児をしていたか?」

証人「鈴香の母親と、多分していたと思う。(自分は)日中は仕事でいなかった」

検察官「家事はするようになったのか?」

証人「やらないままだった。子供が生まれれば、という期待も裏切られた。怒りっぽくなって、言い争いになると(ますます)蹴ってくるようになった」

証人は鈴香被告と9年6月に調停離婚した。約3年間の結婚生活だった。

検察官「離婚の原因は?」

証人「家事をしない、小遣いをもらえない。気性の激しさについていけなくなった」

検察側は、鈴香被告が15年の破産理由を「元夫の借金や娘への暴力」としていることを明かした。が、証人はこれを否定する。

検察官「被告人は嘘をつくのか?」

証人「(結婚当時に)鈴香が警察に『川で子供が足を滑らせて浮いている』とうその通報をしたことがあり、(鈴香被告の)父親と言い争うのをみた」

検察官「ほかには?」

証人「鈴香がケーキ屋でアルバイトしていたとき、『生地に洗剤をかけた。客が苦情をいえばいいのに』なとど言っていた」

最後に鈴香被告への処罰を問われた元夫は、「彩香を殺したことは許されるわけはなく、極刑を望みます」。

⇒(7)元夫に「あなた、好きだったんですよね?」