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(4)「なぜ相談してくれなかったの」母の言葉に涙

「なぜ私たちに助けを求めてくれなかったのか。苦しい中で寄り添ってきのに、なぜ相談してくれなかったのか」。弁護側が鈴香被告の母親の供述調書をこう読み上げたとき、今までほとんど身動きしなかった鈴香被告が不意に涙を流した。

また弁護側は、鈴香被告が豪憲君の家族にあてた謝罪文を陳述。「米山さんの家族は暖かく、理想の一家でした。どれだけひどいことをしたか、何度でも頭を下げて謝りたい。私は今はまだ死ぬことはできません。米山さんの家族が怒りをぶつけることができないから」と述べた。

一方、検察側は、鈴香被告が、彩香ちゃんと豪憲君の死について述べた供述調書を読み上げた。

鈴香被告は捜査段階で、彩香ちゃんを橋の欄干から突き落とした後の感想を「落とした現実が怖くなって、体から力が抜けて立てなくなった」と供述。豪憲君殺害については、「自分でも説明できない複雑な気持ち。マスコミや町の人に無視されている。事件を起こせば彩香や自分に目を向けてもらえると思った」とした。

また豪憲君が行方不明になった後、豪憲君の父親から電話を受けたときの心境を「自分が殺したことが、母や豪憲君の父親、警察にばれるのが怖かった」とも述べた。

この日の公判は午後5時すぎに閉廷した。

⇒第2回公判