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(22)「火葬場の玄関口でたばこ吸った」

弁護人「火葬に行く前にしてあげたことは?」

鈴香被告「新しいズックを買ってきて、はかせてやった」

弁護人「ほかに何かしてあげたことは?」

鈴香被告「火葬場に行く途中に、葬儀屋さんの提案で…」

弁護人「いや、行くまでの話もしましょう。何か遺体に添えてあげましたよね?」

鈴香被告「写真を添えた。彩香の好きだったパソコンやゲーム、ランドセルなど、中に入れてあげられなかったものの写真を撮って入れてあげた」

弁護人「友達は来てくれたのか?」

鈴香被告「1人来てくれて、手紙と花束を持ってきてくれた」

弁護人「学校にも寄りましたね?」

鈴香被告「葬儀屋さんの提案で、学校に寄って最後のお別れをしてあげようと」

弁護人「どういう状態だったか?」

鈴香被告「小雨が降る中、たくさんの子供が出てきてくれてありがたかった」

弁護人「そして?」

鈴香被告「葬儀屋さんが、外に出て何か言ったらいいというので、外で何か話したけど、興奮していて何を話したか覚えていない」

弁護人「なぜ興奮していたのか?」

鈴香被告「小雨の中、たくさんの子供たちが出てきてくれたからありがたくて」

弁護人「火葬場でのことは覚えているか?」

鈴香被告「立ちくらみになりそうになって、弟が後ろから支えてくれた」

弁護人「火葬中は?」

鈴香被告「納骨期限が1年以内だと聞き、本家のお墓に入れてほしかったので『入れてくれ』と話していた」

弁護人「あなたが、たばこ吸っていたのをみたという人がいるが?」

鈴香被告「火葬場の玄関口で吸っていた」

弁護人「なんで吸っていたのか?」

鈴香被告「落ち着くため」

弁護人「お骨拾いは覚えているか?」

鈴香被告「父が、自分の足が悪いから彩香の足の骨がほしいと言うので、またとんでもないことを言っていると思ったが、黙っていた。そうしたら叔母からたしなめられていた」

弁護人「警察で話を聞いていた弟さんは、帰ってきて何と言っていたか?」

鈴香被告「『途中で口を挟むなよ』と言ってから、彩香がコップ一杯の水しか飲んでいなかったこと、死亡前か後か分からない程度の打撲の跡があったことを聞いた」

弁護人「それを聞いてどう思ったか?」

鈴香被告「納得できなかった。もっと傷があってもいいんじゃないか、服が傷ついてもいいんじゃないか、靴が脱げてもいいんじゃないかと思った。特に靴は新学期なので大きめのものを買っていたので、脱げてもいいんじゃないかと思った」

弁護人「警察にクレームをつけたか?」

鈴香被告「覚えていない」

弁護人「4月14日のお葬式には彩香ちゃんの友達が来たか?」

鈴香被告「来た。20人ぐらい来た」

弁護人「祭壇をバックに、友達の写真を撮ったのか?」

鈴香被告「はい」

弁護人「どういう思いで撮ったのか?」

鈴香被告「最後の記念写真だと思って撮った」

弁護人「その後、親族だけで会食をしたというが、親族は何と話していたのか?」

鈴香被告「自分が納得するまで警察に相談しなきゃだめだぞ、と言われた」

弁護人「誰に言われたのか?」

鈴香被告「本家の叔父に言われた」

弁護人「それまでにも、親族から言われたことはあったか?」

鈴香被告「その前にも1、2回親族で会食をしていて、その場で母の弟からしっかり相談するように言われた」

弁護人「4月15日に警察のカウンセリングが家に来た?」

鈴香被告「婦警さんと一緒に来た」

弁護人「実家に来たのか?」

鈴香被告「はい。でも受けなかった」

弁護人「なぜ受けなかったのか?」

鈴香被告「カウンセラーだけなら正常に受けたかもしれないが、婦警さんも一緒に来たので、こういう場に来るのではなくて、(そんな時間があるなら)彩香のことを真剣に考えて(もっと捜査をして)くれてもいいんじゃないかと母が言ったので、カウンセリングどころじゃなくなった。母は、彩香と同じ重さの人形を作って川に流してくれれば、詳しいことわかるんじゃないかと言っていた」

弁護人「ここに来る時間があるなら、もっと捜査できるのではないかという意味か?」

鈴香被告「はい」

弁護人「あなたは黙っていた?」

鈴香被告「はい」

弁護人「あなたはその後、4日間入院している」

鈴香被告「ごはんが食べられず、泣きたくても涙が出ず、感情がなくなてしまったので1人になりたかった。母と弟に話したら、1人になるのはだめだけど、先生がいいというなら入院してもいいと言った」

弁護人「入院中は何をしたのか?」

鈴香被告「点滴」

弁護人「入院中の4月19日、東京から来た人と会うために外出をしているようだが」

鈴香被告「テレビ局の人と会っていた」

弁護人「どこで?」

鈴香被告「病院の前の喫茶店で会った」

弁護人「どこのテレビ局か?」

鈴香被告「テレビ朝日」

弁護人「そもそもどういういきさつで会ったのか?」

鈴香被告「携帯電話に『消防団から聞きました』と電話あった」

弁護人「その時はすぐに切ったのか?」

鈴香被告「婦警さんにすぐに切るように言われたので切った」

弁護人「じゃあ、どうやってそのあと連絡を取ったのか?」

鈴香被告「私の方から、残った着信記録に電話をした。婦警さんに止められて電話できなかったけど、力になってもらえるなら力になってほしいと伝えた」

弁護人「それからどうなったか?」

鈴香被告「私に連絡した人はつかまらなかったが、ほかにも興味を持っている人がいた」

弁護人「そしてどんな話をしたのか?」

鈴香被告「見つかった場所の話や、婦警さんとのやりとりを話した」

弁護人「19日は、放送予定などに関しても話したのか?」

鈴香被告「そこまで言わなかったが、興味を持って動いていると言われた」

弁護人「どう思ったか?」

鈴香被告「彩香のことを思ってくれる人がいるのが嬉しかった」

⇒(23)要求かなわず「警察署の壁けった」