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(22)逮捕時と食い違う「鈴香供述」

検察官「逮捕後の昨年18年6月12日の調べで、あなたは本当のことを話した?」

鈴香被告「はい」

検察官「ウソはない?」

鈴香被告「調書を見ていないからはっきりとは分からないが、そう記憶している」

検察官「でも自分が寝ていた部分が、6月12日の調べだと『午後4時20分ごろ、彩香が外に出て行った後、服を着たままベッドに横たわり、本を見ていた』となっている。何で本に変わった?」

鈴香被告「……(※聞き取れず)」

検察官「12日には、『本を読んでいたが、午後6時ごろになっても戻らない。6時半になってもこない。心配になって車で回った』と言っている。覚えていない?」

鈴香被告「はい」

検察官「起きていないのなら、押し入れを探したりするのは分かる。でも午後6時ごろまで本を読んでいて、6時半ごろから探す? 話を作っていないか?」

鈴香被告「…分かりません」

検察官「寝ていて起きたのと、本を読んでいたのは全く違う。どうして当時、そう説明したのか分からない?」

鈴香被告「はい」

検察官「今日の主張だと午後7時ごろまで記憶がないはず。それを午後6時ごろから話しているのは説明が付かない?」

裁判官「ちょっと、今の質問は分かりにくいんではないですか」

検察官「では…。今の話では、午後7時ごろから(記憶が戻って)話が始まる。でも当時だと、午後6時ごろから話している。さらに本も読んでいる。食い違いの理由は分からない?」

鈴香被告「はい」

検察官「実際、昨年6月12日の説明でも、(彩香ちゃんが橋から落ちた)4月9日当時に、警察や先生に電話をしたと話していたのを覚えているか?」

鈴香被告「はい」

検察官「彩香ちゃんを探しているうちに、橋にいた記憶が消えたというのはどっからどこ?」

鈴香被告「橋の上に座り込んでいたことと、車で団地へ帰ったこと」

検察官「どこから思い出した? その後に、家を探したのは覚えているか?」

鈴香被告「はい」

検察官「戻った時の記憶は覚えている? ベッドには横になっていなかった?」

鈴香被告「はい」

検察官「でも当時『横になっていた』と言ったのはなぜ?」

鈴香被告「…分かりません」

検察官「さらに(担任の)先生は法廷で『(鈴香被告が)午後6時になっても、彩香がいなくて探している。6時半からは(近所の)Aさんの家も探してくれていると電話してきた』と言っている。覚えは?」

鈴香被告「6時半と言った覚えはある。6時はない」

検察官「それより、家を探す前に、橋の上でペタンと座っていたことは覚えているのなら、自分では理由も分からず外にいて、記憶もないというのは変な状態では? 『何ごと?』と思って警察や実家に電話するのでは?」

鈴香被告「何で橋の上にいるのかとの考えはあった。……(※聞き取れず)」

検察官「いきなり記憶が飛んで、橋で尻もち。彩香がいない。まず警察に電話では?」

鈴香被告「警察には母と弟が来てからと思った」

検察官「彩香ちゃんがいなくなって驚いた?」

鈴香被告「はい」

検察官「1周した後、近所は? まずAさんとBさん?」

鈴香被告「その前に道路を探しながら行った」

検察官「ただ、それだと6月12日の話と順番が違う。12日は、車を運転し団地内の道路や公園を回り、車の中からFさんとGさんに電話。次に実家に電話してから○○商店に。その後、AさんとBさんの家に行ったと言っていた。話が今言ったのと違うが、どうしてか?」

鈴香被告「順番は分からないと言ったはず」

検察官「分からないと言った?」

鈴香被告「はい」

検察官「あなたは全部は分からないとは言っていない」

鈴香被告「言ったつもり」

検察官「実際は午後6時57分に実家に電話している」

鈴香被告「…はい」

検察官「近所を探す時間やAさんの家、○○商店に行っている時間はないが」

鈴香被告「順番は分からないとさっきから…」

検察官「さっきから言ってない。ついさっきからそれを言い始めた」

裁判官「あなたは全部分からないとは言っていない」

鈴香被告「自分としては言った。順番も分からないというか…」

検察官「そのことを弁護士には言った? 弁護士にどの時間に何があったか言った? 当然弁護士と打ち合わせしているだろう? 全然分からないなら弁護士もそう聞くはず」

鈴香被告「はい」

検察官「私に追及されてどうしようもないから、話を変えたのか?」

鈴香被告「違う」

検察官「…まあ、これは客観的に分かるからいい。実際に客観的な事実で言えば、近所に話しに行ってから、○○商店に、その後GさんとFさんに電話。彩香ちゃんがおもちゃを持って出て行ってからの記憶がないのなら、先に近所を探すのでは?」

鈴香被告「(FさんとGさんの家の子と)仲が良かったとしか」

検察官「近所にも彩香ちゃんと仲の良い子がいるが?」

鈴香被告「…留守でした」

検察官「留守だったとは、家に行ったのか?」

鈴香被告「車がないから」

検察官「車がないからいないと?」

鈴香被告「灯りもなかった」

検察官「自転車があったから、遠くには行っていないとわかる。それでもFさんとGさんに電話した?」

鈴香被告「はい」

検察官「Hさんの家の子とも仲良しなはず」

鈴香被告「遊んでいたとは思うが、一時期Hさんの家の子にいじめられて『もう遊ばない』と彩香が言っていたから」

検察官「それで行かなかった?」

鈴香被告「後で行った」

検察官「いつ?」

鈴香被告「……(※聞き取れず)の直前」

検察官「(担任の)先生に電話する際は、彩香がどこにいくと言って出たと言った?」

鈴香被告「覚えていない」

⇒(23)「思い出したら壊れてしまう」「あやめたことに思い当たる節」