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(13)「私は遺族、被害者」…妄想、思い込み

彩香ちゃん死亡後に、鈴香被告がとった行動について、裁判官の質問が続く。

裁判官「(彩香ちゃん死亡について)警察を動かすために、何かやったことはあるか?」

鈴香被告「ビラをまいたりとか…」

裁判官「ビラで警察を動かそうというのは、だいぶ飛躍があるのでは?」

鈴香被告「ビラをまいたのと、(聞き取れず)ときでは、日付もだいぶ違っていたので…」

裁判官「(ビラをまいてから)子供を誘拐しようと考えるまで、何か方法を考えたか?」

鈴香被告「テレビに取り上げてもらおうとか」

裁判官「4月中旬、彩香ちゃんのことで、あなたが犯人だという噂を聞いたということですが?」

鈴香被告「2回聞いた」

裁判官「その時はどう思った?」

鈴香被告「母子家庭なので、すぐそんな噂がたつんだろうなと思う程度で、あんまり気にしてなかった」

裁判官「その時に、彩香ちゃんが橋から落ちたということは忘れていた?」

鈴香被告「はい」

裁判官「あなたはあくまで、(彩香ちゃん死亡の加害者ではなく)遺族、被害者ということ?」

鈴香被告「はい」

裁判官「(自分が犯人だといううわさを聞いて)腹は立たなかった?」

鈴香被告「小さな町だからしょうがないなと」

裁判官「寛容な気持ちだったということ?」

鈴香被告「はい」

裁判官「豪憲君の捜索にあなたが参加したことを、学校に電話して○○先生(実名)に伝えてくれるよう言っていますね?」

鈴香被告「それは、相手の聞き間違いです」

裁判官「(学校に)連絡したことはある?」

鈴香被告「はい。私も捜索に参加したいので、そのことを○○先生(実名)に伝えてください、と言った」

裁判官「捜索に参加するには、学校に連絡を取らないといけないと考えたのか?」

鈴香被告「(豪憲君の捜索については)PTAで動いていると聞いたので、私も参加しないとおかしいと思い、先生に伝えてくれるように頼んだ」

裁判官「(取り調べ段階で)『豪憲君の殺害には関与していない』と弁解していたが、それがわずかでも通ると思っていたのか?」

鈴香被告「はい」

裁判官「彩香ちゃんが(橋から)落ちたことは、逮捕された後、能代署の留置中に思いだしたのか?」

鈴香被告「はい」

裁判官「それには何かきっかけがあったのか?」

鈴香被告「思いだそう、思い出そう、と地図のページをめくり、大沢橋の特徴的な形を見て『あっ』と思い、(彩香ちゃんが落下した後に現場で)尻もちをついている自分と、あそこで彩香と2人でいた自分、(自宅への)帰りは1人でいた自分。そのことが思いだされたので、もしかしてと思った」

裁判官「彩香ちゃんが(橋から)落ち、(現場で)尻もちをついたこと自体を忘れていたことは、警察官か検事に説明した?」

鈴香被告「してなかったと思う」

裁判官「思いだしてなかったから?」

鈴香被告「はい」

裁判官「思いだしてから、調書に取ってないにしても、説明はした?」

鈴香被告「した」

裁判官「それを聞いたときの検事の様子は?」

鈴香被告「信じられないというような。『ウソつき』『妄想』『思い込み』。そういうような言葉を言われた」

裁判官「能代署で、『彩香ちゃんが死亡したという結果でも、殺意のあるなしでは(判決が)大きく違う』と、誰かから説明を受けたことはある?」

鈴香被告「いいえ」

⇒(14)取り調べの婦警「印象悪い」被告人質問終わる