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(6)前夫は「彩香は自分の子でない」と思っていた

弁護人「彩香ちゃんと3人で遊びに行ったことは?」

鈴香被告「ない」

弁護人「前夫はどこに遊びに行っていた?」

鈴香被告「話はしなかったが、たぶんパチンコだと思う」

弁護人「止めようとしたことは?」

鈴香被告「ある。車のカギを隠した。何度かあった」

弁護人「離婚を決めたのは平成9年のゴールデンウイーク?」

鈴香被告「(前夫は)カギを出さない私にいらついて、びょう付きのジャンパーを彩香に向かって投げつけた」

弁護人「前夫はそのころそのジャンパーを持っていなかったと証言したが?」

鈴香被告「離婚するときまで持っていた」

弁護人「それはGWのいつごろ?」

鈴香被告「4月下旬。あまりの怖さにカギを出したら、前夫は出て行った」

弁護人「前夫は帰ってきたか?」

鈴香被告「GW明けてすぐ、帰ってきた」

弁護人「どこに行ったのか、聞いたか?」

鈴香被告「聞いたし、彩香を実家に預けて探しに行った」

弁護人「どこを探したの?」

鈴香被告「前夫の友達の家とか。昔行っていたパチンコ屋の近くとか」

弁護人「見つかったか?」

鈴香被告「いいえ」

弁護人「戻ってきて離婚の話は?」

鈴香被告「前夫の方から出た。『もうこれ以上やっていられないから、離婚しよう』と言ってきたので、『第3者を入れて、決めることを決めるのだったらしてもいい』と答えた」

弁護人「調停はあなたから?」

鈴香被告「はい」

弁護人「1回ですんなり終わった?」

鈴香被告「はい」

弁護人「前夫は金銭については?」

鈴香被告「いいえ」

弁護人「前夫の親の意向は何かあったか」

鈴香被告「彩香の親権をほしがっていると聞いた」

弁護人「なぜ?」

鈴香被告「彩香が女の子だからだと思う」

弁護人「あなたは応じなかった?」

鈴香被告「はい」

弁護人「面接交渉権が盛り込まれているが、なぜ?」

鈴香被告「『事前に連絡してくれれば、いつでも応じる』と、私の方から言った」

弁護人「前夫が望んだのではなく?」

鈴香被告「違う。調停委員の方から、面接の方はどうしますか?と聞かれたので」

弁護人「前夫は面接交渉権を申し入れたことはなかったが、どう思ったか?」

鈴香被告「いらだたしく思っていた。私と前夫は他人になったが、(彩香ちゃんは)前夫とは血がつながっているので、七五三や入学式の時は会ってほしかった」

弁護人「彩香ちゃんが前夫に会いたいと言ったことは?」

鈴香被告「一度もなかった」

弁護人「あなたが彩香ちゃんに、父親がいるんだよ、と言ったことは?」

鈴香被告「ない」

弁護人「再婚相手との間にできた子にお金を払っていたことは?」

鈴香被告「知らなかった。前夫の中でも、彩香は前夫の子ではないという意識なんだ、と思った」

弁護人「前夫は、あなたが警察に『子供が川に浮いている』とウソをついた、と証言したが」

鈴香被告「私ではなく、父が米代橋の上をダンプを通っているとき、白い丸太のようなものが流れているのを見たと言った。通報した方がいいんじゃないのというと、面倒に巻き込まれてたくないというので、私が通報した」

弁護人「流れていたのは丸太だったのか?」

鈴香被告「何かはわからないが、2キロほど下流で見つかったと聞いている」

弁護人「お菓子に洗剤を混ぜていると言ったことは?」

鈴香被告「ない」

弁護人「そう取られかねない話をしたことは」

鈴香被告「洗剤は業務用のをすごく薄めて使っている、という話はしたことがある」

弁護人「お菓子店では何日働いたの?」

鈴香被告「3日」

弁護人「なぜ辞めたのか?」

鈴香被告「アレルギー性鼻炎だったので、粉でくしゃみや鼻水止まらなくなった。そのことをきちんと話してやめた」

弁護人「店側とトラブルは」

鈴香被告「ない」

弁護人「前夫はお金を盗んだと言っていたが?」

鈴香被告「ない」

弁護人「逆に、前夫があなたにうそをついたことは?」

鈴香被告「ある。車のローンが終わっていたのに、給料から抜いていた。(期間は)2〜3カ月だったと思う」

弁護人「なぜわかったの?」

鈴香被告「もう終わってるんじゃないかと問いつめたら、まだ続いているというので、(前夫の)実家に電話をして、今、車のお金を持っていくと言ったら、もう終わってるとのことだった」

弁護人「前夫はそのお金を返したか?」

鈴香被告「床にたたきつけるようにして返してくれた」

弁護人「前夫がミルクをあげたことは?」

鈴香被告「見たことがない」

弁護人「彩香ちゃんをお風呂に入れたことは?」

鈴香被告「ない」

弁護人「おむつを換えたことは?」

鈴香被告「全部私(がやった)」

弁護人「1回も見たことない?」

鈴香被告「ない」

その後、弁護側は鈴香被告に、離婚後の町営住宅での生活を確認した。弁護側が時系列で読み上げると、すべて「はい」と肯定した。

弁護人「食事は実家で食べていた?」

鈴香被告「はい」

弁護人「2人だけで食べようとは考えなかったのか?」

鈴香被告「(実家が)習慣になっていたし、経済的にも助けてもらわないと苦しかった」

弁護人「掃除は?」

鈴香被告「苦手だったが、子供によくないと思ってなるべくしていた」

弁護人「洗濯は?」

鈴香被告「自分の制服はしていたが、彩香は実家で着替えるので、実家でやってもらっていた」

⇒(7)「汗かきの彩香に触るのは苦手だった」