首都圏連続不審死事件【2009年1月・5月・8月】
被告 : 木嶋佳苗被告(37)
被害者 : 寺田隆夫さん(53) 安藤健三さん(80) 大出嘉之さん(41)
(年齢はいずれも当時)
◆ 初公判(2012年1月10日)
- (1)40代の独身男性、次々手玉に
- (2)「避妊しなくても構わない」肉体関係ちらつかせ…
- (3)偽名を使ういびつな交際にパトロン…
- (4)木嶋被告、「性交渉の不一致」で次々別れる
- (5)午後はジャケットに衣替えリップグロスも 傍聴者あ然
- (6)練炭や着火剤…目の前の殺害道具にうなずく
- (7)「自殺する人わざわざ車の鍵捨てない」鑑識のベテラン証言
- (8)“自殺”は不審点ばかり…400万引き出されていた
- ☆ ☆ ☆
- 検察側冒頭要旨
- ☆ ☆ ☆
- 弁護側冒頭要旨
◆ 第2回公判(2012年1月11日)
◆ 第3回公判(2012年1月13日)
◆ 第4回公判(2012年1月16日)
◆ 第5回公判(2012年1月17日)
◆ 第6回公判(2012年1月19日)
◆ 第7回公判(2012年1月20日)
◆ 第8回公判(2012年1月23日)
◆ 第9回公判(2012年1月24日)
- (1)1千万円以上入手した男性とホテル宿泊前夜には別の男性と…
- (2)ホテルで夢語り合い、学費出資の約束もらう
- (3)木嶋被告と知り合った男性 ホテルで次々に意識喪失
- (4)ピアノ講師、大学院生…変わる木嶋被告の職業
- (5)「指が太い」 婚約指輪代わりにブレスレット
◆ 第10回公判(2012年1月25日)
◆ 第11回公判(2012年1月27日)
◆ 第12回公判(2012年1月30日)
◆ 第13回公判(2012年1月31日)
◆ 第14回公判(2012年2月2日)
◆ 第15回公判(2012年2月3日)
◆ 第16回公判(2012年2月6日)
- (1)木嶋被告に「ベタぼれ」だった安藤さん 79歳男性の殺害事件
- (2)「気が合うのでお金はいらない」「喧嘩するも仲直り」 2人の信頼関係強調する弁護側
- (3)婚活サイトには嘘のプロフィル 187万円が入った日に事件発生
- (4)木嶋被告はヘルパー? 死亡男性の長男「介護の必要ないはず」
- (5)意識喪失は「木嶋被告がいるときばかり」
- (6)「コンロや練炭見たことない」と長男 体内からは11倍の睡眠薬
- (7)抹茶オレやビーフシチューに入った睡眠薬は気付かない 大学教授が証言
◆ 第17回公判(2012年2月7日)
◆ 第18回公判(2012年2月8日)
◆ 第19回公判(2012年2月10日)
◆ 第20回公判(2012年2月13日)
◆ 第21回公判(2012年2月14日)
◆ 第22回公判(2012年2月16日)
◆ 第23回公判(2012年2月17日) 【被告人質問】
- (1)ついに事件を語る、自信満々の木嶋被告 ピアノは「上手」 結婚「もう少し待って」 上品な声で
- (2)デートクラブで男性からほめ言葉 約6年で30人と関係持つ 企業役員、医師、弁護士…
- (3)過去の交際よどみなく 月収150万円は「使い切る」 自分で化粧は一度もせず
- (4)愛人契約リセットで収入減も生活変えられず
- (5)月収20万円程度では毎日出勤しない 「息子の嫁に」と言われ
- (6)リサイクル店経営者は「父親」 遠慮なく年間1800万円の援助お願い
- (7)福島・裏磐梯に年間50日滞在 交際相手には精力剤カプセル
- (8)「2人で感動」「オレの女にならないか」 “本命カレシ”との思い出語る
- (9)援助は総額1億円 「もらいすぎとは思わない」「抵抗感なし」
- (10)最後の20万円に「いよいよだな」 次はキャンセル待ちの愛人や出会い系
◆ 第24回公判(2012年2月20日) 【被告人質問】
◆ 第25回公判(2012年2月21日) 【被告人質問】
◆ 第26回公判(2012年2月22日) 【被告人質問】
◆ 第27回公判(2012年2月24日) 【被告人質問】
◆ 第28回公判(2012年2月27日) 【被告人質問】
◆ 第29回公判(2012年2月28日) 【被告人質問】
◆ 第30回公判(2012年3月1日) 【被告人質問】
◆ 第31回公判(2012年3月2日) 【被告人質問】
◆ 第32回公判(2012年3月5日) 【被告人質問】
◆ 第33回公判(2012年3月6日) 【被告人質問】
◆ 第34回公判(2012年3月12日) 【論告求刑】
- (1)「犯人は被告以外にない」検察官主張 面白くなさそうな顔の木嶋被告
- (2)着火剤の数に睡眠薬の種類…木嶋被告以外の犯人「考え難い」
- (3)同じ日に知り合った複数の男性に「運命の人」と同じ文面のメール
- (4)検察官「殺害の動機は470万円」「うそをつけば何とかなると」
- (5)「50キロ離れた店に練炭買いに行かない」「リフォーム楽しみ…」矛盾つく検察官
- (6)「『被害者と男女関係なかった』は不合理」 最後は金を根こそぎ…
- (7)「更生の意欲や可能性も皆無」検察側の死刑求刑にも無表情貫く
◆ 第35回公判(2012年3月13日) 【最終弁論】
- (1)弁護側「検察の描くストーリーに過ぎない」 木嶋被告は肘つき落ち着かない様子
- (2)「異議あり!」弁護側に検察官噛みつく 木嶋被告は無関心
- (3)弁護側「不十分な捜査」と反論 フリル姿の木嶋被告聞き入る
- (4)同時並行での男性交際、婚活で「詐欺ではない」 弁護側主張に木嶋被告まばたき繰り返す
- (5)「ここにコンロを置くだろうか」 自殺説貫く弁護側 木嶋被告はじっとメモ見つめ
- (6)「リスク高いことするはずない」無断カード使用にも反論 木嶋被告は熱心にメモ
- (7)度重なる記憶喪失も弁護側「睡眠薬ではなく発作」 長時間弁論に木嶋被告顔赤らめる
- (8)練炭燃やしたマッチ「なぜ持ち去らなければ」可能性指摘し続ける弁護側 木嶋被告は無表情
- (9)札束握りしめ感謝のメールも「もらっていない」と弁護側否定 木嶋被告は小首かしげる
- (10)「肉体関係が重要」とのメール 「定型メールに過ぎず深い意味ない」
- (11)「学んだことかみしめ生き直す。ただし、殺害していません。以上です」 涙声で最後に語った木嶋被告
◆ 第36回公判(2012年4月13日) 【判決公判】
- (1)主文後回しで厳しい刑予想 冷静装うが…足組んだり、足踏みする被告
- (2)かすかに首かしげる木嶋被告 「こんな偶然重ならない」 次々と矛盾指摘され
- (3)「殺人罪が成立する」 裁判長の言葉に足もとが落ち着かない木嶋被告
- (4)木嶋被告、巻いた髪微動だにせず裁判長見据える
- (5)否定し続けた罪、すべて「犯人は被告」 断罪されるも前を見すえたまま
- (6)木嶋被告、死刑判決の瞬間も微動だにせず…目はうつろ
◆ その後
- 2012年4月13日 弁護側即日控訴
- 2012年4月14日 木嶋被告手記1 「世間に向けて私の言葉で明らかに」
- 木嶋被告手記2 「長女である私だけが特異な存在」
- 木嶋被告手記3 「私は、結婚に救いを求めました」
- 木嶋被告手記4 「負けて諦めてしまったら終わり」
- 木嶋被告手記5 「自分を守る最善の方法は黙秘である」
- 木嶋被告手記6 「性について最小限の事実を正直に証言」