長野義妹殺人事件公判
■ 初公判 (2008年1月29日)
- (1)か細い声で起訴事実認める
- (2)「ガソリン入れる」と殺害に向かい、返り血は車内のミラーで見てティッシュでふいた
- (3)咲被告は「表札に名前がないことにショック」
- (4)「義妹殺した後にチーズフォンデュ」
- (5)憎しみ爆発「今日こそは殺してやる」 被告人質問始まる
- (6)最初の嫌がらせは…「ミニスカートがない!」
- (7)「クリーム捨てられた」「子供に危害」…嫌がらせの実態次々
- (8)暴言に暴力で応戦した咲被告
- (9)「ピンクのひもだと分かっちゃう」
- 検察側冒頭陳述 咲被告あらかじめ殺害後の「証拠隠滅計画ノート」
- 弁護側冒頭陳述 咲被告「ああ、全然死なない。お願い、早く死んでよ」…夫は離婚望まず
■ 第2回公判 (2008年3月4日)
- (1)「包丁の柄にふきん巻いた」荒い息づかい、突然なまる咲被告
- (2)犯行直前…「赤い服は気持ちが変わる」
- (3)「いなくなれ」発言、メール、犯行計画メモ…裁判官たたみかけ
- (4)夫登場 衝撃証言「カネ盗んでいたのは…」
- (5)妻をかばう夫 被告席で拳握り締める妻
- (6)「妹より妻」法廷の夫は明言
- (7)「精神鑑定いらぬ」責任能力にあっさり結論 減刑嘆願書7000人超
- (8)逮捕・起訴の妻 娘には「仕事に行ってるんだよ」
- (9)女性刑事の追及に“完落ち” 20分の沈黙後「私がした」
- (10)女性刑事も緊張した ポカ、「黙秘権」告知せず
- (11)耳まで赤く染め咲被告「縁切られて当然…」
- (12)「自首」成り立つのか? 「いじめ過剰反応」疑う検察官
- (13)嗚呼地獄…なぜ離れられず、仕事変えられなかったか
■ 第3回公判 (2008年3月18日)【論告求刑】
- (1)母怒り真っ向対立“咲はネコをかぶっていた”
- (2)義妹の嫌がらせ「想像に過ぎぬ」検察官バッサリ
- (3)懲役15年求刑!「解決方法あったのに短絡的に命を奪った」
- (4)「迫害」「落ち度」…義妹側の責任をはっきりと弁護人
- 論告要旨(1)「心神喪失、自首成立」をいずれも否定
- 論告要旨(2)逃げまどう義妹に執ように攻撃
- 論告要旨(3)咲被告「申し訳ない気持ち100%ではない」
- 最終弁論(1)「迫害は真実。邪推でない」
- 最終弁論(2)「被告は心神喪失。鑑定しなかった裁判所は不適切」
- 最終弁論(3)「被告は『嫁だから』と耐えたのだ」
- 最終弁論(4)義母は供述調書で「恨んでいても絵里子は喜ばない」
■ 第4回公判 (2008年4月22日)【判決】
- (1)裁判長「金づち1本没収」 判決は“迫害”を考慮?
- (2)「☆→駐車場→助手席」 記号入り犯行メモ明らかに
- (3)2時間20分後に“完オチ”「自首は成立せず」と認定
- (4)咲被告に理解も「家庭環境に重大な影響」と指摘
- 判決要旨(1)「精神障害に支配されていない」
- 判決要旨(2)「義妹の態度厳しかったが、刑事責任重大」
◆ その後 ◆
- 検察側、量刑に不満のコメント出すも控訴せず、懲役確定(2008年4月26日)