×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

第20回公判(2012.2.13)

 

検察側、木嶋被告が練炭着火して殺害と指摘

木嶋被告

 首都圏で起きた男性の連続不審死事件で、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判の第20回公判が13日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で開かれ、千葉県野田市の安藤建三さん=当時(80)=殺害事件に関する審理が行われた。検察側は解剖医の証言から、木嶋被告が練炭を燃やし安藤さんを殺害したと主張した。

 この日は検察側証人として、安藤さんの遺体を解剖した医師が出廷。医師は、「通常の建物火災の場合、のどの中にすすがつくが、安藤さんには付着していなかった」と説明。検察官に「出火前に練炭が燃え、一酸化炭素中毒によって瀕(ひん)死(し)状態となり、火災で死亡したと考えられるか」と問われると、医師は「矛盾がない」と明言した。

 また、火災直後に現場に臨場した千葉県警警部補が証人出廷。現場から押収した練炭コンロ内の練炭が粉々になっていることについて、警部補は「当時、失火と判断した。押収が遅れ、不適切な扱いがあった」と述べた。その上で「木嶋被告の不審点を知っていれば事件と判断していた」と、初動捜査のミスを認めた。

 一方、弁護側は反対尋問で、警部補から「安藤さんはヘビースモーカーだったと聞いたので、当初はたばこの不始末と判断した」との証言を引き出し、なおも失火の可能性を強調した。

⇒第21回公判