第17回公判(2012.2.7)

 

80歳男性パソコン壁紙は木嶋被告の「セクシー谷間」…3人不審死裁判

木嶋被告

 練炭自殺に見せかけ、交際相手の男性3人を殺害したとして、殺人罪などに問われた無職・木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判第17回公判が7日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で行われ、2009年5月、千葉県野田市の自宅が全焼し、焼け跡から遺体で見つかった無職・安藤建三さん(当時80歳)事件の審理が行われた。

 市から安藤さんの元に派遣された女性保健師が証人出廷。安藤さんが木嶋被告を「彼女」と説明し、パソコンの壁紙を木嶋被告のセクシー写真にしていたことを証言した。

 保健師の女性が検察側の尋問に答えたところによると、女性は09年3月、3度目の「意識喪失」で健康不安を訴えた安藤さんの要請を受け、安藤さん宅を訪問するようになった。

 安藤さんのパソコンの壁紙を見ると「胸元の開いた、女性のセクシーな写真」だったという。

 「アダルトビデオの写真かも」と思ったが、自身も女性で、不安を感じ「どなたですか?」と質問。安藤さんは「オレの彼女だ」と説明したという。

 法廷のモニターには、パソコンの壁紙の画像が…。

 胸元が大きく開いた服にロングの巻き毛で、意味ありげにほほ笑む木嶋被告だった。

⇒デートで計4回意識失う