×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

第17回公判(2012.2.7)

 

連続不審死公判 睡眠薬使用めぐり激しい応酬

木嶋被告

 首都圏で起きた男性の連続不審死事件で、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判の第17回公判が7日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で開かれ、千葉県野田市の無職、安藤建三さん=当時(80)=への睡眠薬使用をめぐって検察側、弁護側の激しい応酬があった。

 安藤さんは木嶋被告とのデート中に4回、意識を失うなどしている。この日は、意識喪失と睡眠薬との関連などについて審理が行われた。

 弁護側は証拠として、意識喪失した際の安藤さんのカルテなどを基に原因を調べた医師の報告書を朗読。「脳の病気によって意識喪失を起こした可能性がある」と指摘し、木嶋被告は睡眠薬を使用していないと主張した。

 その後、検察側証人として脳神経外科医院の院長が出廷。院長は、脳の病気では説明できない点が多いとして、「大量の睡眠薬を投与されるなどの薬物中毒による意識喪失の可能性が高い」と説明。さらに、検察官から睡眠薬で眠る前の状態を問われると「酩(めい)酊(てい)状態のようになり、好意を寄せている人の指示に従いやすくなる。指示を受けて、普段寝ないところで寝ることも考えられる」と証言した。検察側は、安藤さんは木嶋被告に睡眠薬を投与され、指示を受けて物置の四畳半に行き、意識を失ったと指摘した。

 また、安藤さん宅を訪れていた保健師も検察側証人として出廷。「訪問時に安藤さんの処方薬一覧を確認したが、睡眠薬はなかった。眠れないと訴えていたこともない」と証言した。

⇒第18回公判