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第14回公判(2012.2.2)

 

死亡推定日「検察側主張より遅い」 弁護側証人

木嶋被告

 首都圏で男性が相次いで死亡した事件で、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判の第14回公判が2日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で開かれ、この日も東京都青梅市の会社員、寺田隆夫さん=当時(53)=の死亡推定日をめぐって激しい応酬となった。弁護側証人として出廷した大学教授は「平成21年2月1日から2日に死亡した」と述べ、死亡推定日は検察側主張よりも1、2日遅いという弁護側主張を補強した。

 寺田さんは21年2月4日、自宅で遺体で発見されたが、死亡推定日については検察側は「21年1月31日」、弁護側は「21年2月1日から2日」と主張。犯行日時と密接に関連する事柄だけに、双方が激しく主張を対立させている。

 この日は日本医科大大学院の教授が弁護側証人として出廷、豚肉を使って当時の状況を再現した実験結果を基に意見を述べた。教授は、実験開始から24時間経過した肉の内部の温度が20度後半に保たれていることなどから、寺田さんの遺体も同様の温度が保たれると説明。教授は「(遺体の下にあった)ホットカーペットの影響を考慮すると、2月1日から2日に死亡したとみられる」と証言した。

 一方、検察側は、実験で使用したホットカーペットが寺田さん宅のものと同一でない▽室温や外気温が当時と異なる−などの理由から、「実験結果は信頼性に欠ける」と指摘した。

⇒見解に食い違い/検察・弁護側