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第14回公判(2012.2.2)

 

見解に食い違い/検察・弁護側

木嶋被告

◇練炭の購入目的

 首都圏の連続不審死事件で殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判の第14回公判が2日、さいたま地裁であった。寺田隆夫さん(当時53)の不審死事件にからみ、練炭製造業者や法医学者ら6人が証人として出廷した。

 寺田さんが遺体で見つかった自宅マンションでは、室内から燃焼した練炭入りコンロ6個、ベランダから燃えた跡がある練炭10個が見つかった。検察側の主張では、木嶋被告はインターネット通販で練炭16個とコンロ6個を購入しており、寺田さん宅で見つかったものと一致したという。

 検察側の証人として出廷した長野県の練炭製造業者の男性は、ベランダにあった練炭の写真を見て、形状や燃焼後の灰の崩れ方、色つやなどから「当社の製品だと思う」と述べた。

 また、愛知県の練炭コンロ製造会社常務の男性も「日々扱っているものと違和感がない」と証言。練炭コンロの耐久性について、男性は「毎日使っても3、4カ月はもつ」と答え、検察側は木嶋被告の購入の仕方に疑問を呈した。

 一方、弁護側はこれまでの公判で、「料理に凝っていた木嶋被告が豆を煮込むため、練炭が必要だった」と説明。そのうえで、練炭は大量生産品のため、寺田さんが購入した可能性もあると主張している。

 また、常務への反対尋問で、「水をかけると使えなくなる」という言葉を引き出し、調理で汚れることもあり、複数を購入しても不自然ではないことを印象づけた。

⇒第15回公判