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(11)「告訴する」真相に愕然とした被害者

著作権の譲渡を受けられるものと信じて、5億円を振り込んだ被害者。供述調書の内容は、その期待がもろくも裏切られた経過に移った。

検察官「私は5億円を支払えば、小室被告と前妻との間で著作権の差し押さえが解除されると信じていました。関連会社の借金返済に充てられると知っていたら支払いませんでした。私は5億円を支払った後、カナダ旅行に出かけ、帰国したときには差し押さえが解除されていると思っていました。しかし、帰国しても事態は進展しておらず、小室被告は『もうすぐ終わりますから、もう少し待ってくれ』と繰り返すだけでした。そして平成18年9月、木村被告から『全額すでに小室の資金繰りにあててしまいました』と聞かされ、がく然としました」

真相を聞かされた被害者は当然ながら、5億円の返還を求める。ここで小室被告が返還に応じていれば、逮捕に至ることはなかったのだが…。

検察官「私は再三にわたって返還を求めましたが、小室被告は『前妻と連絡が取れない』などと時間を引き延ばすような発言で、代理人の弁護士を次々と変えて交渉窓口を変えてきました。トライバルキックスの社長は『木村が悪い、木村が使い込んだ』、木村被告は『小室から取り返してくれ』と言います。私はだまされたことが分かったので、これではらちがあかないと思い、小室被告に『詐欺罪で告訴する』と伝え、小室被告の関連会社や妻のKEIKOさんの実家にも電話しました」

結局、このトラブルは法廷にもちこまれることになる。

検察官「小室被告は私に対して債務不存在の確認と慰謝料1億円を求めた民事裁判を起こし、私も直ちに反訴しました。訴訟は20年7月に小室被告が5億円と慰謝料1億円の計6億円を支払うことで和解が成立しましたが、その後、3回にわたって計900万円が支払われただけでした」

4通にわたった被害者の供述調書の読み上げは、これで終了した。

⇒(12)「浮気している。別れられない」妻の追及に平然と…