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その後(2010.9.19)

 

逆転有罪に自信!?羽賀研二の公判で検察が強気なワケ

羽賀被告

 未公開株の売買をめぐり詐欺と恐喝未遂の罪に問われ、1審大阪地裁で無罪となったタレント、羽賀研二被告(49)=本名・當真美喜男=の控訴審で、検察が強気だ。厚生労働省の元局長への無罪判決で検察への風当たりが強まる中、逆転有罪への自信を深めているというのだ。その理由とは−。

 羽賀被告は2001年、医療関連会社の未公開株を元値の3倍の1株120万円で知人男性に売却。計3億7000万円を詐取したなどとして07年に逮捕、起訴された。

 1審では、男性が取引前の株の元値を知っていたかどうかが争点で、証人出廷した羽賀被告の知人で元歯科医、徳永数馬被告(49)=偽証罪で公判中=は「知っていた」と証言。大阪地裁はこの証言を重視し、羽賀被告を無罪とした。

 控訴審も、羽賀被告本人が被告人質問を拒否するなど、検察側は当初、旗色が悪かった。しかし、ここにきて有罪への確信を深めたのは、1審でうその証言をしたとして偽証罪で大阪地裁に起訴、今月16日に懲役2年を求刑した徳永被告の公判で優位に立ったからだ。

 徳永被告はこれまで羽賀被告との関係を、「面識がある程度」「タレントとファン以上の関係ではない」と説明。こうした“希薄な関係”であるからこそ、1審での証言は信用性が高いとみられていた。

 しかし検察側は徳永被告の公判で、徳永被告が逮捕直後の羽賀被告に『自分の信念つらぬきとおせ。気弱になるな。生涯の友より』という励ましのメールを送っていたり、羽賀被告からブランドものの時計などを購入していた事実を明らかにし、「(2人は)極めて親密で、家族ぐるみの付き合いだった」と指摘。

 また徳永被告は羽賀被告の1審公判で、被害男性とは2000年ごろに会い、株の話をしたと証言したが、自身の公判では「(男性と会ったのは)01年9月か10月ごろ」と供述を変遷。これまでの証言の信用性が疑われる結果となり、「徳永被告とは会っていないし、名前も知らない」という男性の供述調書も証拠採用された。

 検察側は論告で、徳永被告のこれらの偽証は「羽賀被告に有利な判決を得させるためのものだった」と結論づけた。

 「この裁判では、徳永被告が羽賀被告に有利な証言をするだけの関係性や動機があることを立証できればいい。その点では十分自信がある」。検察関係者はこう語る。

 羽賀被告の1審では、徳永被告の証言が決め手となっただけに、「徳永被告=有罪」となれば、羽賀被告の逆転有罪も見えてくるというわけだ。

 徳永被告の弁護人は「供述の変遷は思い違いや記憶違い」と述べ、無罪を主張するが…。徳永被告の判決は11月25日に言い渡され、羽賀被告の公判も並行して進められる。

⇒羽賀研二裁判で「偽証罪」に問われた元歯科医が初めて語る 大阪地検の“証人いじめ”