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第2回公判(2008.3.6)

 

(9)「わしらが呼んだ。お前は花火や」と…

羽賀被告

裁判官「交渉経過の中で、いくらなら男性に払ってもいいと思ったか」

羽賀被告「株については基本的には義務はない。1700万円の残金についても吉川さんには『売買が成立しているから義務がない』と言われた。でも僕は借りたものは返したいと吉川さんに言った」

裁判官「1700万円の話が出たときに、男性には弁護士がついていると思ったか」

羽賀被告「思った。相手方も弁護士をつけるように吉川さんにも頼んでいたので。弁護士をつけるとちゃんと聞いたわけではない」

裁判官「1700万円の話は、吉川さんが暴力団関係者から出た話と言ってはいなかったか」

羽賀被告「そうかもしれないが、そういうことは尋ねていない」

裁判官「その話が出たころ、男性からメールはきていたか」

羽賀被告「もうなかったと思う」

裁判官「このころ、これ以外に何人から借金をしていたのか」

羽賀被告「個人に対してはほとんどなかった」

裁判官「(大阪市天王寺区のホテルで恐喝未遂が行われたとされる)平成18年6月7日のときは、立ち会いたかったか」

羽賀被告「はい」

裁判官「日時の変更などは頼まなかったのか」

羽賀被告「男性に会いたいので吉川さんにお願いした。でも、暴力団関係者の方で急いで1000万円を用意してと言ってきていたし、顧問弁護士の日程の都合もあった。向こうが『金と弁護士があればそれでいい』と言っていたので、立ち会わなかった」

裁判官「渡辺被告人に借金をして、2700万円を返すときに借用書を返してもらう話はあったか」

羽賀被告「借用書は破って捨てるように、吉川さんに頼んだ」

裁判官「なぜ破るのか」

羽賀被告「いつも自分はそうしているから」

裁判官「原本と領収証をセットで手元に置いておこうと思わなかったのか」

羽賀被告「領収証だけでいいと思っていた」

裁判官「(府警の)取り調べで暴力を受けていたことを話していたが、自白はしなかったですね」

 質問が取り調べ当時のことに及ぶと、羽賀被告は記憶がよみがえるのか、怒りを抑えたような口調になった。

羽賀被告「自白も何も…。僕は夕方から何がなんだか分からないままに車に乗せられ、松山空港から運ばれた。初めての聴取から、なんで記者がいっぱいいるのかと思ったら『わしらが呼んだ。お前は花火や』と言われた」

裁判官「でもあなたは認めなかった」

羽賀被告「ないことはYESと言えない」

裁判官「1億円の話があって、それが交渉で段々と下がった理由は」

羽賀被告「吉川さんから聞いたのは『はちゃめちゃなやつや。ヤクザやで。金額が定まってない』と」

裁判官「その話は聞いた。下がった理由だ」

羽賀被告「吉川さんは『詰めていったら金額が下がる、金額に脈絡はない』と言っていた」

 この後、弁護人がFAXの送信時間について簡単な再質問をし、午後3時50分に被告人質問は終了した。羽賀被告は神妙な表情で裁判長に一礼し、法廷を後にした。

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