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(6)「切断遺体を洗った」(一問一答)

検察官「平成18年12月10日に予備校の三者面談があって、結果はかなり厳しいものだったが、お父さんはどういう反応を?」

勇貴被告「はっきりとは覚えていませんが、『なんだこの成績は』というものではなかった」

検察官「とても合格できないと自覚していたか?」

勇貴被告「はい」

検察官「3浪までさせてもらっているお父さんに、申し訳ないという気持ちはなかったのか?」

勇貴被告「そのときどう思っていたのかははっきりしないが、いいとは思っていなかったはず」

検察官「お父さんには、どう思っていたのか?」

勇貴被告「そうですね、はっきり覚えてない」

検察官「合格の可能性をどう考えていたか?」

勇貴被告「はっきりとは言えないが、合格できるとは思っていなかったのではないでしょうか」

検察官「恥ずかしいとは思わなかったか?」

勇貴被告「思ったとは思う」

検察官「妹さんに『勉強しないから成績悪いと言っているけど、本当は分からないね』と言われたのは間違いないか?」

勇貴被告「そのように思う」

検察官「この発言で怒ったのか、怒らなかったのか?」

勇貴被告「よく覚えていない」

検察官「さっき『腹が立つとめまいがする』と言っていたが、めまいはしたか?」

勇貴被告「分かりません」

検察官「分からないってことは、理由なく木刀で殴ったのか?」

勇貴被告「そうですね」

検察官「なぜ殴ったのか分からないのか?」

勇貴被告「殴るほどの発言ではなかったと、今では考えている」

検察官「その当時の感情は?」

勇貴被告「ちょっと分からない」

検察官「逮捕された直後は、当時の感情を覚えていた可能性はあるか?」

勇貴被告「可能性については分からない」

検察官「逮捕直後はよく覚えていたか、覚えているか?」

勇貴被告「覚えていなかったと思う」

検察官「妹さんのセリフは覚えていたのか?」

勇貴被告「そのように言われたように思う、といったところでしょうか」

検察官「妹さんのセリフで『パパとママのまねじゃないか』というのは?」

勇貴被告「そのように思う」

検察官「この発言を、当時はどう思った?」

勇貴被告「分からない」

検察官「今、妹さんに言われたら腹が立つ内容ではないのか?」

勇貴被告「ちょっと分からない」

検察官「妹さんの発言に対して、何も思わなかったのか?」

勇貴被告「何かしら感じていたとは思う」

検察官「それでタオルで首を絞めたのか?」

勇貴被告「それは断言できない」

検察官「発言と首を絞めたことの関係は?」

勇貴被告「ちょっと分からない」

検察官「180数えたかは実際には分からないと言っていたが、数えたんじゃないのか?」

勇貴被告「数えるのは癖。言い方は悪いが、サービスというか協力というか、円滑に話が進むようにした」

検察官「180数えた可能性はあるのか?」

勇貴被告「ちょっと分からない」

検察官「妹さんを殺害してから、血を拭いたか?」

勇貴被告「拭いた」

検察官「なぜ?」

勇貴被告「血が垂れているから、困る」

検察官「困る理由は?」

勇貴被告「血が垂れていると気持ちが悪い」

検察官「お父さんが帰ってくるからではないのか?」

勇貴被告「普通に考えたらそうですね」

検察官「死体があったら、余計に困るよね?」

勇貴被告「そうですね」

検察官「調書にある『見つかると困るから隠そうと思った』は違うのか?」

勇貴被告「ちょっと分からない」

検察官「なんでも分からなくなっちゃうんだね。捜査段階でも弁護士と接見していたか?」

勇貴被告「はい」

検察官「調書が真意に沿っていないと言ったことはないのか?」

勇貴被告「言っていないと思う」

検察官「なぜ?」

勇貴被告「調書ができ上がったら、こういう理由だと納得していた」

検察官「納得したのは事実だからではないのか?」

勇貴被告「事実ではないが、他につじつまが合う理由がなかったから」

検察官「調書は相当詳細で、警察官が想像できるものではないのは分かるか?」

勇貴被告「想像とは言っていない」

検察官「だいたいは覚えていたのではないか?」

勇貴被告「そうではない」

検察官「切断した遺体を洗ったことは覚えているか?」

勇貴被告「覚えているように思います、といった」

検察官「洗った理由は説明できないか? 調書には『血がついているから』とあるが」

勇貴被告「そう書かれていると思う」

検察官「遺体を細々と分解したのは、きちんとしないと済まない性格だからか?」

勇貴被告「まったく分かりません」

検察官「自分の部屋に隠したのは、お父さんに見られなくなかったからではないのか?」

勇貴被告「そうかもしれない」

検察官「捨てられなかった理由は説明できないか?」

勇貴被告「僕が捨てようとしたかが問題」

検察官「捨てようとはしなかったのか?」

勇貴被告「そのように思う」

検察官「血を分けたきょうだいの遺体は捨てられない、との気持ちはあったか?」

勇貴被告「分からない」

⇒第3回公判