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(4)「間違いなく実刑だと思った」

小室被告と弁護士に対して報道陣からの質問が続く。小室被告は少し涙ぐんだ様子で、目を赤くしながら質問に答えた。

 −−判決公判で主文の言い渡しが後回しになったときはどう感じたか

小室被告「当然ですが判決を聞くのは初めてなので判決が最後にくるのは当たり前なのかなと思っていました。裁判官の話は走馬灯のように時系列で私の犯した過ちを教えていただいて判決が最後になったのかなと理解しています」

 −−弁護士として判決をどのように思うか

弁護人「弁護士としては最大限に斟酌していただいたのかなと感謝しています。ただ、懲役3年というのは執行猶予がつくギリギリの判決です」

 −−小室被告は判決公判の最後で裁判長に「分かりました」と言ったとき涙声だったようだが、涙がこぼれることはあったのか

小室被告「ありました。裁判官の方が最後に判決を述べた後、口頭で『二度とこうしたバカなことをしないように』と。すべて聞き取れたわけではありませんが、温かい激励の言葉をいただいて、つい…」

 −−妻のKEIKOさん、楽曲を提供したアーティストに伝えたいことは

小室被告「私の曲を歌ってくれた方たちは、今回のことで少なからず、歌いづらい、晴れ晴れとした気持ちで歌えなくなったと思いますので、非常に申し訳なく感じています。どのくらい時間がかかるのか分かりませんが、私の曲をコンサートで歌ってもらえるようにしたい。現段階では、私の曲を持ち歌にしている歌手の方は大変つらい思いをしていると思い、胸が痛い、苦しいです」

 −−逮捕された当初はどんな気持ちだったか

小室被告「逮捕の当日、大阪拘置所に行きました。拘置所なので外のニュースは何もわからないのですが、ラジオでNHKニュースが流れまして、そのトップで『小室哲哉逮捕』と流れていた。それまでは何が起きたのか、どうしちゃったのか、という感じだったのですが、それで涙が止まらなくなりました。本当に取り返しのつかない過ちを犯してしまったと」

 −−今回の訴訟指揮を弁護士としてはどう思うか

弁護人「あまり例はないが法廷で謝罪するということはあります。裁判長は、いろんな法の規定を使って、法の原点に忠実に進められたと思うので、私も勉強になりました」

 −−現在も(エイベックス・グループ・ホールディングスの)千葉龍平副社長の家に住んでいるのか。今後どう生活するのか

小室被告「そうです。まさに、たった今のことなので、これから東京へ帰ってからのことは未定です」

 −−執行猶予5年という内容を聞いてどう思ったか。改めて自分の言葉で率直に話してほしい

小室被告「率直に…。判決が最後になって、ずっと裁判官の方の話を聞いていて、『ああ、これは間違いなく実刑なんだ』と思いました。更生のため、支援してくれた人たちのため、これから一生懸命に働かなければいけない。正直すごく働きたいです。(執行猶予について)ああ、これで音楽をやらしていただけるのか、働けるのか、というのが率直な気持ちです」

 −−以前に「チャンス」という言葉について話していたが、今回の判決でチャンスを得たと思うか

小室被告「当然まだ刑が確定したわけではないので何も言えませんが、今でも改めて被害者の方に何かしら喜んでいただきたいという気持ちがあります。ですので…まだ一概にこれがチャンスだと喜べる気持ちではありません」

 −−判決でも指摘された生活のあり方について変えるつもりはあるか

小室被告「もちろんです。すべては私の慢心から始まったこと。一から出直すのですが、何が一なのか。エイベックス、関係者、音楽業界の先輩からいろんな厳しい言葉をいただいて、それで一からです」

一言一言かみしめるように報道陣の質問に答えた小室被告。会見の最後で再度立ち上がって謝罪を述べ、約10秒間にわたって深々と頭を下げた。

小室被告「本当に集まっていただきありがとうございました。私、小室哲哉は大変大きな過ち、罪を犯してしまいました。これから残る人生、がんばってファンの皆様、関係者のために精進して、一生懸命働いていきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました」

小室被告はカメラのストロボを浴びながら、感情を抑えるような表情で会見場を後にした。

⇒その後