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弁護側控訴

 東京・秋葉原で2008年6月、7人が死亡、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件で、殺人罪などに問われた元派遣社員加藤智大被告(28)=青森市出身=の弁護人は31日、東京地裁の死刑判決を不服として東京高裁に控訴した。

 3月24日の判決は、被告の完全責任能力を認めた上で「人間性を感じられない残虐な犯行」として、求刑通り死刑を言い渡した。弁護側は記憶の一部欠落を理由に「精神疾患による心神耗弱か喪失だった疑いがある」と刑の軽減を求めていた。

 加藤被告の父親(52)は同日、青森市内の自宅で、本紙取材を受け控訴を知ったとした上で「裁判に関わる部分については、話すことは差し控えさせていただく」と話した。今後、弁護人から報告を受けても、加藤被告にメッセージを託すかどうかは「分からない」とし、面会も「判決が確定するまで考えていない」と語った。

 一方、事件の被害者である元タクシー運転手の湯浅洋さん(57)は同日、本紙取材に「控訴審でこれ以上、何を訴えようというのか。素直に反省してほしいと願っていたのに、裏切られた気分」と怒りを隠さなかった。

⇒参考