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その後

 

検察側控訴断念 無期懲役確定

林被告

 東京都港区で昨年8月、耳かき店店員の江尻美保さん=当時(21)=と祖母の無職、鈴木芳江さん=同(78)=が殺害された事件で、殺人罪などに問われた元会社員、林貢二被告(42)に無期懲役を言い渡した東京地裁判決について、東京地検は12日、控訴しないことを決めた。

 控訴期限は16日午前0時。弁護側も控訴しない方針で、検察側が初めて死刑を求刑した裁判員裁判は、無期懲役判決が確定する。検察側が死刑求刑し、無期懲役となった判決を控訴しないのは異例。

 この事件では検察幹部が「誰が見ても死刑というわけではない」と語るなど、検察当局も死刑と無期懲役の境界線上にある難しいケースという認識だった。判決後、東京地検は東京高検などと協議をし、裁判官だけで審理する控訴審で、無期懲役判決を覆すのは困難と判断したもようだ。

 林被告は起訴内容を認め、争点は量刑に絞られていたが、東京地裁は1日、「死刑を選択する余地がないか徹底的に議論したが、極刑がやむを得ないとの結論には至らなかった」として死刑を回避した。

⇒耳かき店店員殺人事件 完